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バーチャルオフィス利用者必見! 先輩起業家事例 フォトの匠 原孝志さん

フォトの匠・代表 原 孝志さん

まず原さんのお仕事を簡単にご紹介いただければと思います。

今のところ一番のメインはウェディングフォトの撮影とウェディングアルバムのデザインですね。動画撮影とか、ウェルカムボードの制作とか、プロフィールムービーの制作などともやっています。御社もワンストップとか書いてますけど、うちもウェディングに関してはワンストップでやってます。

なるほどですね!

ウェディングはワンストップの形で色々やってます。写真だけ撮影しているわけではありません。

ウェディングの業界はよくわからないんですけど、会場さんとかブライダル会社さんと組まれるって感じでは ないのですか。

インタビュー風景いや、違いますね。式場専属というのも最初は少し考えたんですけど、既に既存の業者がいるのでなかなかそこを崩すのは難しい。

だから、うちはお客様のことも考えて、会場と提携するのではなく、外部業者としてホームページから集客するという方法をとっています。例えばいどういうお客さんが来るかというと、「式場行ったけどえらい高いな。30万、40万とかでこれは払われへん。」というところですね。撮影だけで60万とかかかるとこもありますから、いろいろばらつきがあるんですね。そういう方が私たちのような業者を探すんですよね。インターネットで。それで式場の3割安とか、5割安ぐらいの料金で当日の撮影やアルバム制作をさせていただくというサービスです。

スタジオは持っておられるんですか。

撮るのは当日です。挙式、披露宴で。それが一番難しいんですよ。スタジオでの前撮りとかは他スタジオのあるところでやってもらったらいいと思うんで。。でも、ロケーション撮影での前撮りはやっています。

なるほど。

ライブ撮影、スナップ撮影といいますですけど、挙式、披露宴、二次会がある場合は二次会もつけてとか。1日の動きをアルバムにデザインしていく。

式場はOKしてくれるんですか。

そうなんです。最近は持ち込み料がかかったり、ひどいところはシャットアウトになったり。プランナーさんによるんですよ。お客さんのことを思ってはる人は連れてきてもいいですよっていってくれたり。ただ、ゲストとしてカメラマンが出席する形だとほとんどの式場でOKですね。

インタビュー風景なるほどなるほど。

式場は写真のところで利益をとろうとするので、式場に入ってるカメラマンコストを下げてくるんですよ。僕らみたいなベテランがくるとやはり高くなるでしょ。ですから、そういうお客様をお助けしようと。

ホームページから集客されてるんですね。この事業はどのくらいの期間運営されてるんですか。

サイトからの集客はまだ2年半くらいですね。

2年、ですか。じゃあその前はどこかお勤めだったんですか。

そうです。実際開業してから2年ちょっと経ってますね。2010年の10月10日ですから。
一応ホームページを作ったのは。それまで準備をしてまして。会社を辞めたのは3年半くらい前かな。

その前はどんな会社にいたんですか。

半導体製造装置の会社です。

ほんとですか??

全然関係ないです。そこで19年…。写真はずっと中学生の頃から好きで。

趣味みたいな感じだったんですね。

ハイアマチュアみたいな感じでその夢をずっと持ち続けていたんですけど、親からももカメラマンになるっていったらめっちゃ反対されて。

いい高校行って、いい大学行って、いい会社入って、、、というのが昭和の考え方でしたよね。でも、サラリーマンやったものの19年たってやっぱり夢を追いかけたいということで辞めたんです。

なるほどですね。

大学で機械工学専攻していたので会社入って6年くらいは機械設計をやってました。そのあと特許に興味を持ち出して、特許の部署で13年、知的財産部というところで、知財戦略とかはかなり面白かったんですけどそれはそれで。
でも、社会貢献度みたいなのは全くなかったんで、やっぱり自分も何か社会に貢献できるというか、お客さんの喜ぶ顔を見て仕事がしたいとずっと思ってた。
色々転職活動しながらもどの会社行っても同じかなと。

サラリーマンを長年やって思いますが、結局、大きい会社はどこ行っても一緒かな。

奥様はよく許可してくださいましたね。

インタビュー風景1回目はダメって、猛反対されましたよ。

カメラマンというと写真だけ撮るじゃないですか。私はフォトパートナーと呼んでいるのですが、僕が撮ってあげるだけじゃなしに、お客さんが撮った写真をどうするかまで提案してあげる。今はとくにデジタル時代になって写真の枚数はいっぱい撮るんだけど、結局印刷もせずに、整理できず、その結果、見ることもしない。

撮っているお父さんとかはデータのありかはわかってます。でも、いつも家族からも見たい見たいと言われるけど、整理するの面倒くさくて家族に見せることもできない。やっぱり子供が10年後、20年後にその写真を見られるかっていったら絶対見られない。写真データがどこにあるかわからない。

もう一回アルバム文化を復活させて、常に本棚の中にアルバムが入ってる状態を作りたい。どこか旅行に行ったときの記念いいと思うんですけど、そういったアルバム文化を復活させたいというのが起業の動機なんです。

今ウェディング事業をやってるというのは、その一部たいなところですね。ウェディングが人生のスタートですから。、今、新たにサイトを立ち上げているところなんです。時の宝物っていうサイトでお客様自身の想い出を生活のパワーにしましょうって。

なるほどなるほど。結構長年の夢を叶えたっていうのはありますよね。

まだまだこれからなんですけどね。
起業が遅かったっていうのもあって。会社にいたらぬるま湯ですから、楽ですからね。そんな生活に甘んじてたんですけど40歳過ぎて希望退職っていうタイミングがあったので最後のチャンスかなと思い行動しました。

いいタイミングだったんですね。

今思えば、もっと早かったほうが良かったですよ!

長い間、情熱が消えなかったですよね。僕の友達とかでも起業したいっていって99%は起業しないんですけど。 36歳になってここ10年くらいでほんとに起業したのって1%くらいですもんね。

起業塾とか起業セミナーとかいってもその中でほんとに起業するのって1人か2人くらいですもんね。いったい皆何をやってんねやろうって。

収入は結構ありましたからね。嫁さんも働いているっていうバックボーンがあったと思う。あと子供から勇気をもらったっていうか、子供はもう立派に成長してて安心できます。

こいつやったらもし自分が死んでも多分一人でやってけるだろうからと思いました。妻や息子、、、家族からたくさんの勇気をもらいましたね。

初めて聞きましたね。そういうお話は。だいたい学費がかかるから怖いとかよく伺います。

僕はそういう家庭環境に恵まれてたというか。妻が頑張ってくれてるし。最悪のケース、自分が死んでしまっても崩れない…ていうところで冒険させてもらったかな。

なるほど。最初お客さんはどうやって捕まえていかれたんですか。

いや、もうホームページです。

インタビュー風景いきなりホームページ作って?

最初は前の会社の後輩等で結婚する方の撮影を安く撮らせていただいて、それでアルバムのサンプルなどを作らしてもらいました。

(サイトを見ながら)いいサイトですねー

1ページ目はランディングで、わかり易くしてるんです。

レスポンスデバイスもいっぱいあって。商圏は関西って決められてるんですか。

基本は関西で、やっぱり自分の行ける範囲です。
ただフェイスブック繋がり等で福岡のお客さんとか、東京でとかたまに行きます。交通費を実費でもらってもうちのほうが安くて、さらに腕もいいので。

安いですねーー

これは撮影だけなんですけど。アルバムはページ数とか大きさによってお値段が変わってきますね。

アシスタントとかは雇用されてるんですか。

雇用は全くないです。

個人契約で、カメラマンとか3人くらい行ける人。僕がダブっちゃった場合とか、あとはアルバムデザイナーさんとか、モデルさんとかも頼んでいる方は数名ずついます。そういう人のつながりで仕事をさせてもらってます。

ホームページ作られてすぐお客さん来られましたか。

全然。最初はやっぱり知り合いの中でしか。そこで生活費もかかるから、どんどん資金は減ってきて。

どこで底を脱したんですか。

でもウェディングって底を脱したかのように見えて、また落ちますからね。

季節とかありますか。

ウェディングってやっぱりお盆、正月のその近辺は全くやらないんですよ。1,2,3月は少ない。3月は3月で期末やから。やっぱり春か秋。秋はめちゃくちゃ忙しい。
秋にほとんど集中してる。

ジューンブライドっていいますよね。関係ないですか。

インタビュー風景それはもともと日本では梅雨の6月が少ないから結婚式が少なく、だからヨーロッパの話を持ってきて業界が仕立てたんですよ。

なるほどなるほど。すごくいいサイトですね。

いやー、ちょこちょこ修正や改善をやってるんですけど。

完成がないですもんね。試行錯誤の連続ですもんね。

最近はムービーが拡充してきて、プロフィールムービーとかだけじゃなく、撮って出しエンドロールとかね。撮って出しってわかります?当日の映像を…

わかりますわかります。あれすごいですよね。

だんだん慣れてきてますけどね。今は当たり前のように出てきてますよ。ほとんど写真とビデオがセットです。

何か将来的にこういうサービスを増やしたいとかはありますか。

ウェディングのほうは季節性があるので、もう少し平滑性があるようにしたいというのがあって、時の宝物っていうのをちょっと検索してもらえますか。

時の宝物…

そっちをどっちかっていうとメインでやっていきたいんです今作ってる途中なんですけど、こういう色んなアルバム、ベビーアルバムとか。問題は写真整理を手伝ってあげないと、ダンボールごと預かってあげる。どっちかというとカメラマンというかよりも、アルバムのデザイン文化を広げていきたい。
お客さんから預かった写真をカタチにしてあげたい。オンラインでフォトアルバム等がありますが、あれはもうテンプレートにはめるだけ、学生がやってて低価格でやってると思うんですけど。うちはプロのデザイナーなので、少しかかりますが、ちゃんとしたものを作ってあげるという。

うちも子供が1歳4ヶ月なんですけど、よく嫁が実家宝塚なんですけど、帰ったりするとスタジオアリスとかで撮るんですけどめっちゃ高いですよね。

インタビュー風景めっちゃ高いというか、ああいう非現実な空間で撮るというのもそれはそれでいいと思うんです。ただ、日頃からご両親が撮る写真をちゃんと自分の子供に見せてあげないと。そのあたりの文化が欠如してますね。

あのスタジオが今っぽくないなーと思って。

僕はスタジオ写真は嫌いですからね。撮るために作ってる異次元空間という感じです。

昔の昭和の映画みたいな感じなるじゃないですか。

(笑)お客様の撮った1枚1枚見ていると、あまり面白くないんです。素人さんの写真だから。でもこうやって写真をレイアウトしてデザインするととてもいい雰囲気で見れます。

このアルバムの狙いはこの子が大きくなったとき、この写真を見て親の愛情をきちっと感じるというか。自分の記憶にないところですから。両親も子供への愛情を継続できるっていう。本棚にずっと置いておけばその家庭は家庭崩壊にはならんやろうと。

わかりますわかります。

そういうの見なくなっちゃったんで今の人は。昔を。

撮るのは皆好きなんですけどね。整理が出来てないんですよね。絶対的に。

そうそうそう。写真業界で統計があるんですけど、撮る枚数は増えたのに印刷する枚数は激減ですからね。放置されてる写真枚数ってすごい枚数になってる。
全部印刷するのは無理やからチョイスして良いものだけをアルバムにまとめましょう。そういうところをお手伝いしようと。なかなかこういうことしてくれる業者はいないです。

撮るだけ撮って断片的に置いてあって、結局時間がなくてまとめられない。

ご家族はもっと見られてない。男の人とか写真撮る人はデータのありかはだいたいわかってるけど。

確かに。とてもいいと思います。

「写真整理」で検索すると結構なボリュームあるので、そこで上位になれば結構見てもらえると思います。ただ新しいことだけにコンバージョン率はあまり高くないでしょう。
なんとなく写真整理ソフトを探している人もおいるかもしれない。写真の整理の仕方だけを知りたい人もいるだろうし、まあ仕方が知りたい人でも写真整理をしようとしているわけだから、こういうサービスもあるのかと知ってもらえたら…

昔の写真をデータ化してくれたり、いいですよね。フィルムがもうなくなっちゃってとかの。

紙写真をデジタル化し一覧表にしてあげてそのときにプロが見ていい表情の写真には星印をつけてあげて、選ぶときの基準にしてもらったりとか。

なるほど。了解しました。ありがとうございます。とてもいいお話をお伺いできました。

やっぱり息子ができたことが大きかったんじゃないでしょうか。

すばらしい。印象的なお言葉でした。子供が起業の勇気をくれたっていう。

インタビュー風景 フォトの匠・代表 原孝志さん

http://www.photo-takumi-wedding.jp/
http://www.omoide-design.jp/

大阪市立大学工学部機械工学科を卒業後、大手半導体装置メーカーの機械設計・知財実務・戦略担当として19年間勤務後、平成20年7月に退職し、フォトの匠を平成22年10月に開業。中学生の頃より写真に精通し、写真を人生の礎として放置されつつある消費者の想い出をカタチにすることが使命だとの想いで独立した。現在で開業3年目を迎え、ウエディングフォト事業に加えて、写真整理&アルバム制作の業務を開始。

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